40歳以上の日本男性の3人に1人が該当するといわれる「ED(勃起不全)」。最近は、20代・30代の若い世代でも悩む人が増えているといわれます。
しかし、EDは医療機関での治療が可能です!「バイアグラ」をはじめとするED治療薬だけではなく、マシンを使った根本治療もありますので、悩んでいる方はまず診察だけでも受けに行ってみませんか?
この記事では、初めての方でも安心してED治療を受けられるおすすめクリニック・病院10選をセレクトしました。どこを受診するべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事で分かること
✔ED治療におすすめのクリニック
✔EDの4タイプ
✔ED治療の種類と費用の相場
✔ED治療のクリニックの選び方
✔ED治療を受ける流れ など
【ED治療おすすめクリニック3院】
― | イースト駅前クリニック | クリニックフォア | DMMオンラインクリニック |
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ED治療薬 | バイアグラジェネリック 初回 440円 レビトラジェネリック 1,500円~ シアリスジェネリック 1,350円~ | バイアグラジェネリック 376円~ レビトラジェネリック 1,247円~ シアリスジェネリック 871円~ | バイアグラジェネリック 376円~ レビトラジェネリック 1,247円~ シアリスジェネリック 871円~ |
オンライン処方 | |||
機械治療 | モアノヴァ・Vigor | ― | ― |
院 | 全国37院 | 全国11院 | オンラインのみ |
詳細 | 公式 | 公式 | 公式 |
EDとは?原因・診断・治療方法
EDとは、「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、また維持できない状態が持続または再発すること(引用元:日本性機能学会/日本泌尿器科学会「ED診療ガイドライン【第3版】)」です。単純に「勃たない」だけではなく、「最初は調子いいのに途中で萎えてしまう」など、勃起状態を最後まで維持できない場合も含まれます。
EDはデリケートな問題なため、正確な患者数は把握できませんが、日本国内には1,000万人以上いると推測されています。特に年齢が上がるほど有病率は高くなり、40歳以上の3人に1人に何らかのED症状があると言われるほどです(参考:一般社団法人日本臨床内科医会「ED Q&A」)。さらに、20代・30代でも7人に1人にED症状があるというデータもあります(参考:株式会社A&HB「日本のED有病者の人口をご存じですか?」)。
しかし、実際にEDの治療を受けている人は少なく、「イースト駅前クリニック」のアンケート調査によると、全体の20%以下という結果でした(参考:イースト駅前クリニック「ED実態把握調査(2021年)」)。。
ストレス社会や高齢化社会などの影響で、今後も日本のED人口は増え続けると思われます。ED症状は医療機関の治療で改善できる可能性が高いので、「性行為の満足度が下がっている」と感じている方は積極的に受診を検討しましょう!
EDは原因によって4つのタイプに分かれる
EDは、原因別に「器質性ED」「心因性ED」「混合性ED」「薬剤性ED」の4種類に分かれます。
器質性EDは、身体に何らかの異常が認められるEDです。勃起が起こるためには、「性的興奮→脳から神経を通して陰茎海綿体に信号が伝わる→海綿体に血液が流れ込む」というプロセスが必要なため、神経や血管に問題があるとED症状につながります。特に中高年の場合、加齢や高血圧などによる「動脈硬化」が原因になっているケースが多いです。また、手術や外傷による神経障害や、男性ホルモンの不足なども原因になります。
心因性EDは、精神的な要因によるEDです。性行為へのプレッシャーやトラウマはもちろん、仕事や人間関係のストレスが影響することもあります。「特定のパートナーが相手の場合だけEDになる」ようなケースも、心因性の可能性が高いです。
器質性と心因性どちらの要因も疑われる場合を「混合性ED」といいます。たとえば、身体的な不調に加えて精神的ストレスもあるような場合です。また、最初は器質性EDだけだったのが、何度か性行為がうまくいかなかったことで自信がなくなり、心因性EDにも発展していくケースも多く見られます。
一方、薬剤性EDは薬の副作用が原因です。特に降圧薬・抗不整脈薬などの循環器系の薬や、抗うつ薬・抗精神病薬などの中枢神経に作用する薬に多いといわれますが、解熱剤や消炎鎮痛剤などの身近な薬が原因になることもあります。薬剤性EDは、原因となる薬の使用をやめれば改善可能です。
EDの診断は「問診」や「スコア評価」で行われる
「EDの診断って、ズボンを脱いで何かされるの…?」と不安な方もいると思いますが、ほとんどの場合、「問診票をもとにした医師による問診」が中心です。
たとえば「IIEF(国際勃起機能スコア)」という問診票では、「勃起を維持する自信はどれくらいありましたか?」「性的刺激による勃起の場合、何回挿入可能な勃起の硬さになりましたか?」など5つの設問に回答していき、回答の番号の合計が21以下だとEDが疑われます。点数によって重症度を計ることも可能です。
医師による問診では、ED症状についての質問のほか、過去の病歴や、他に気になっている症状、普段の生活習慣などの聞き取りも行われます。重大な病気が隠れていないかどうかを調べるために必要な情報だからです。また、薬剤性EDの可能性もあるため、服用中の薬についても確認があります。
多くの場合、これらの問診と血圧測定などでEDの診断が行われますが、必要に応じて血液検査を行い、男性ホルモンや血糖値などを調べることもあります。ほかにも専門的なEDの検査は色々あるものの、一般的なクリニックで実施されることはほとんどありません。
ED治療の種類|薬物療法と機械を使った治療が中心
ED治療にはいくつかの種類がありますが、「ED診療ガイドライン」によれば、まず第一選択となるのがED治療薬です。その効果が不十分、または重篤な副作用が出た場合などに、別の治療法が検討されます。
ここでは、一般的に国内で行われることの多いED治療について解説していきます。
ED治療薬(PDE5阻害薬)
ED治療で第一選択となるのは、ED治療薬です。日本では「バイアグラ(シルデナフィル)」「レビトラ(バルデナフィル)」「シアリス(タダラフィル)」の3つの薬剤が厚生労働省の認可を受けています(2023年現在、レビトラは販売休止中)。いずれも、より安価なジェネリック医薬品の利用も可能です。
これらのED治療薬は「PDE5阻害薬」とも呼ばれます。「PDE5(5型ホスホジエステラーゼ)」とは、勃起に必要な「サイクリックGMP」という物質を分解する酵素です。性行為が終わった後で勃起が収まるのは、この酵素のおかげですが、EDの場合はそのはたらきを抑えることで勃起しやすい状態になります。
PDE5 は一酸化窒素(nitric oxide: NO)の細胞内セカンドメッセンジャーであるcyclic GMP(cGMP)を分解する酵素であり,陰茎海綿体に豊富に存在する。PDE5阻害薬は,PDE5 の作用を競合的に阻害し,陰茎海綿体平滑筋細胞内の cGMP 濃度を高めることで,陰茎海綿体平滑筋の弛緩をもたらし,その結果勃起を促進する。
「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」は、いずれも同じ作用をもつ薬ですが、効果が出るまでの時間や、効果が続く時間、食事の影響の受けやすさなどに違いがあります。人によって相性もあるため、色々な薬を試してみるのも一つの方法です。
ED治療薬には「硝酸薬」をはじめ、併用できない薬がいくつかあるので、服用中の薬について医師や薬剤師にしっかり伝える必要があります。
ED治療器(衝撃波と陰圧式)
ED治療薬で効果が得られない、または何らかの理由で薬が使えない場合に検討されるのが、機械・器具を使った治療です。大きく分けると「低強度衝撃波治療器」と「陰圧式勃起補助具」があります。
低強度衝撃波治療器とは、陰茎に衝撃波を照射して血管を増やす機械です。血管に問題がある「血管性ED」に対して効果が期待できます。
低強度体外衝撃波療法(low-intensity extracorporeal shock wave therapy: LI-ESWT)はEAU ガイドラインでは VED と並んで PDE5 阻害薬無効や効果低下例の第一選択治療に採用されている。尿路結石に使用する衝撃波より低強度の体外衝撃波は既に虚血性心疾患,創治癒,形成治療,整形外科治療などに対して臨床応用されている。
その治療メカニズムは低強度体外衝撃波により血管新生が促進され,その結果,血管内皮機能および血流動態改善が期待される点にある。この観点から LI-ESWTの適応は血管性 ED である。
低強度衝撃波治療器は、「レノーヴァ(RENOVA)」「ED MAX」「ED 1000」などが代表的です。いずれも国の認可は受けていませんが、研究では勃起機能の改善が確認されています(60~90%)。
新たに血管を作る効果があることから、他の治療法と異なり「EDの根本治療」が期待できる点がメリットです。1クール4回~12回の治療を行います(機種による)。
一方、「陰圧式勃起補助具」は、現在「Vigor(ビガー)2020」が国内で唯一承認されています。シリンダーの中に陰茎を入れ、ポンプを使ってシリンダー内に陰圧をかけて真空状態にすることで、陰茎海綿体に血液を呼び込むという仕組みです。勃起した後、付属のリングを装着して血液の流出を防ぎます。
陰圧式勃起補助具(vacuum erection device: VED)は陰茎に陰圧をかけて陰茎内に血液を吸引した後,陰茎基部にゴムバンドを巻いて血液を滞留させ生理的な勃起とは異なる擬似勃起状態を起こす。バンドの締め付け時間は 30 分以内が適切である。性交に可能な勃起状態は 90% で達成できる。2015 年の欧州泌尿器科学会(EAU)ガイドラインでは PDE5 阻害薬無効の場合または禁忌の場合のすべてのタイプのED の第一選択治療に推奨されている
物理的に血液を集める方法なので、EDの原因に関係なく効果が得られる点がメリットです。手術の後遺症や神経障害などがある方でも使用できます。取り扱いのあるクリニックでの購入が可能です。
その他のED治療(注射・手術など)
薬や機械のほかにも、さまざまなED治療があります。
中でも「陰茎海綿体注射(ICI療法)」は、診療ガイドラインでもED治療薬が使えない場合の選択肢の一つとして推奨されています。「プロスタグランジンE1(PGE1)」という薬剤を陰茎に注射することで、強制的に勃起させる方法です。トレーニングを受ければ、自己注射ができるようになります。
一部のクリニックでは、再生医療を使った注射も始まっています。「幹細胞培養上清液(エクソソーム)」を陰茎に注入することで、血管を再生・新生させる治療です。
ほかにも、テストステロン(男性ホルモン)を補充する治療や、陰茎海綿体内にインプラントを移植する「陰茎プロステーシス手術」、心因性EDに対しては心理学的なアプローチが行われることもあります。いずれにしても、ED治療薬が効かない、または使えない場合に検討することが一般的です。
ED治療を受けるクリニック・病院を選ぶ上で重要な3つのポイント!
ここでは、ED治療を受けるクリニックを選ぶ際に注目したいポイントを3つまとめました。
①自分の受けたい治療を取り扱っている
クリニックによって、受けられるED治療はさまざまです。
もっとも多いのはED治療薬ですが、どの薬を取り扱っているかはクリニックによります。希望の薬がある場合は、事前に確認しておくのがおすすめです。
オンライン処方を受けたい場合は、オンライン対応のクリニックを選ぶ必要があります。診察可能時間や配送スピードなどもクリニックによって違いますので、急ぎの場合は確認しましょう。
低強度衝撃波治療器などのマシンを使った治療は、受けられるクリニックが限られています。陰茎海綿体注射(ICI療法) を取り扱っているクリニックも少ないため、近くにあるかどうかを調べてみてください。
②費用がリーズナブルで続けやすい
ED治療は、不妊治療にED治療薬を用いる場合のみ健康保険が適用されますが、それ以外は自由診療になります。自由診療は各クリニックが自由に価格を決められるため、同じ治療でも料金はまちまちです。しっかり確認しましょう。
ED治療薬は、「バイアグラジェネリック」なら1錠500円以下で処方してもらえるクリニックもあります。ジェネリック(後発品)は先発薬よりリーズナブルなので、費用を抑えたい方におすすめです。
ED治療の中でも比較的高額なのは機器を使った治療で、「低強度衝撃波治療器」は1クール10万円以上かかるクリニックが多く見られます。「陰圧式勃起補助具(Vigor2020)」も、本体だけで7万円以上するところが多いです。
その他、診察料がかかるクリニックもあります。オンライン処方の場合、配送料もチェックしておきたいポイントです。定期配送にすると割安になることが多いので、コンスタントに使う予定の方は検討してみてください。
③医師が丁寧に問診をしてくれる
EDは勃起機能の問題のみならず、実は他の病気の初期症状として表れることがあります。
特に気を付けたいのが、血管系の病気です。実際、EDと心疾患との関連性を指摘する論文はいくつも存在します。
勃起不全は心血管疾患の初期症状です。このため、ED は警鐘であると考えるべきです。ED の男性は、将来の MACE(主要心血管イベント)を防ぐために、心血管の危険因子を注意深く評価する必要があります。
勃起に関わる動脈の方が心臓の動脈より細いことから、全身の動脈硬化の影響が真っ先にEDとして表れやすいと考えられています。そのため、EDで受診するなら医師が丁寧に問診してくれるクリニックがおすすめです。過去の病歴や現在の体調、生活習慣などを総合的にチェックした上で、必要に応じて血液検査や心電図検査などを提案してくれるドクターだと安心できます。
逆に、初診なのに診察もそこそこに薬だけ処方しておしまい、というクリニックは避けた方が無難です。特にオンライン処方は遠隔診療だけに、丁寧な対応が求められます。チャットやメールではなく、ビデオ通話で顔を見ながら診察してくれるのはもちろんのこと、疑問や不安なことがあった時に、いつでも相談できる体制があるかどうかも確認しておきたいところです。
ED治療におすすめのクリニック・病院10選!
「ED治療を受けるクリニックを選ぶ上で重要な3つのポイント」をもとに当サイトが全国のクリニックを比較し、安心してED治療を受けられるおすすめクリニック10院を厳選しました。
ED治療を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
1:イースト駅前クリニック【診察料無料お薬代のみ!オンライン処方も可】
治療の種類 |
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オンライン処方 | 可(送料1,100円) |
料金※ |
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診察料 | 無料 |
院情報 | 全国37院 |
支払い方法 |
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※料金は新宿東口院のもの
「イースト駅前クリニック」は、全国に37院を展開するED治療・AGA治療専門のクリニックです。2008年の開院以来、累計200万人以上の治療実績があります。
ED治療薬は、ジェネリックも含めて全6種類の取り扱いがあり、1錠からの処方に対応。診察代が無料なので、薬代だけで済みます。薬の価格は院によって異なるため、お近くの院をご確認ください。送料はかかりますが、オンライン処方も可能です。
新宿西口院と新橋院では、機械を使ったED治療も行っています。低強度衝撃波治療器の「モアノヴァ(MORENOVA)」と、陰圧式勃起補助器具の「ビガー2020」です。モアノヴァは週1回×6週で1クールとなります。1回につき約15分の治療なので、忙しい方にもおすすめです。
2:クリニックフォア【オンライン可!定期配送で10%OFF】
治療の種類 | ED治療薬(4種類) |
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オンライン処方 | 可(送料550円) |
料金 |
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診察料 | 1,650円(1年以内なら再診料無料) |
院情報 | 全国11院(東京/大宮/大阪) |
支払い方法 | 代引/クレジットカード/Amazon Pay/GMO後払い |
「クリニックフォア」は、全国11院の内科・皮膚科クリニックです。
オンライン処方に力を入れており、全4種類のED治療薬をリーズナブルな価格で提供しています。特に「バイアグラ」と「シアリス」のジェネリックは、国内でも最安クラスです。定期配送にすると、通常価格の10%OFFになるのでさらにお得になります。
初めての方には「トライアルセット」がおすすめです。全種類の薬を試せるので、自分に合った薬を見つけることができます。
原則、15時までに決済完了した分は当日発送。支払い方法も多く、Amazon PayやGMO後払いなども利用可能です。
3:DMMオンラインクリニック【最短当日到着!診察料無料】
治療の種類 | ED治療薬(5種類) |
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オンライン処方 | 可(送料550円) |
料金 |
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診察料 | 無料 |
院情報 | オンライン処方のみ |
支払い方法 | クレジットカード/DMMポイント |
「DMMオンラインクリニック」は、オンライン診療専門のサービスです。提携医療機関の医師が診察を担当します。
ED治療薬は、ジェネリックを中心に全5種類を取り扱い。バイアグラ・レビトラ・シアリスに次ぐ第4のED治療薬として注目されている「ステンドラ(アバナフィル)」のジェネリックも取り扱っています。さらに、早漏防止の治療薬「プリリジージェ」もプラスした飲み比べのセットもあるので、初めての方におすすめです。
診察料はいつでも無料。平日15:30までに受診された方は、決済完了後当日発送が可能です。東京と大阪の一部エリアでは、3時間程度で薬を届けてもらえるバイク便も利用できます。
4:Dクリニック【衝撃波治療器「レノーヴァ」を導入】
治療の種類 |
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オンライン処方 | 不可 |
料金 |
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診察料 |
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院情報 | 5院(札幌/新宿/東京/大阪/名古屋) |
支払い方法 | 現金/クレジットカード |
※料金は院によって異なる可能性があります。
「Dクリニック」は、全国6院のAGA治療クリニックです。福岡院を除く5院(札幌・新宿・東京・大阪・名古屋)では、ED治療も行っています。
ED治療薬のほかに、EDの根本治療ができる「レノーヴァ(RENOVA)」を取り扱っている点が特徴です。レノーヴァは第二世代の低強度衝撃波治療器で、1クール4回の照射で治療が完了します。ED治療薬が合わない方や、長期的な効果を望む方におすすめです。
ED治療薬も1錠から処方を行っていますが、院によってはレノーヴァでの治療を基本としており、ED治療薬単体の処方は行っていない点にご注意ください。
来院を検討している方のために、男性看護師による無料の電話相談を受付中です。
5:湘南メディカル記念病院【ED1000による根本治療が受けられる】
治療の種類 |
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オンライン処方 | 不可 |
料金 |
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診察料 |
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院情報 | 東京都墨田区両国二丁目21番1号 MAP (JR「両国駅」西口 徒歩0分) |
支払い方法 | 現金/クレジットカード |
「湘南メディカル記念病院」は、東京・両国にある病院です。一般内科や消化器内科のほかに、専門外来としてED治療を行っています。美容外科の「湘南美容クリニック」と同じSBCメディカルグループの運営です。
低強度衝撃波治療器の「ED1000™」を取り扱っているため、EDの根本治療ができます。国内の臨床試験の有効率は75%です。湘南メディカル記念病院では、1週間に1回または2回の治療を合計6回行います。診察・検査費用などすべて合わせて12回 308,000円なので、他院と比べるとリーズナブルな料金です。
ED治療薬は、バイアグラのODフィルム(舌の上で溶かすだけで服用できるシート状の薬)と、シアリスのジェネリックを処方しています。バイアグラは取り扱いがない点にご注意ください。
6:MYビューティクリニック【ヤングストロンガー(ED MAX)による根本治療】
治療の種類 |
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オンライン処方 | 不可 |
料金 |
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診察料 |
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院情報 | 東京都中央区銀座7-4-15 RBM銀座ビル4階 MAP (東京メトロ「銀座駅」徒歩4分) |
支払い方法 | 現金/クレジットカード/医療ローン |
「MYビューティクリニック」は、東京・銀座にある美容皮膚科・形成外科・一般皮膚科のクリニックです。
根本治療をモットーとしたED治療を行っており、低強度衝撃波治療器「ヤングストロンガー(ED-MAX)」を導入しています。従来の機器よりも衝撃波の発生音が小さいことと、先端の発振部分がコンパクトなので細部へのピンポイント照射に適している点が特徴です。1回約20分の治療を6回を1クールとして行います。初回は44,000円でトライアルが可能です。
その他、ED治療薬の処方や、陰圧式勃起補助器具の販売も行っているため、一人ひとりに適した治療を受けることができます。
7:メンズライフクリニック【オンライン処方可!池袋院では根本治療も】
治療の種類 |
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オンライン処方 | 可(送料500円~) |
料金 |
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診察料 | 3,240円(契約・薬の購入で無料) |
院情報 | 15院(札幌・仙台・大宮・東京・金沢・名古屋・大阪・神戸・岡山・広島・松山) |
支払い方法 |
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「メンズライフクリニック」は、全国に15院を展開する男性専門クリニックです。
ED治療薬は、国内承認薬(バイアグラ・レビトラ・シアリス)を全種類取り扱い。リーズナブルなジェネリックも選べます。全国からのオンライン診療も可能です。
東京池袋院のみ、低強度衝撃波治療器「EDウェーブ」での治療も行っています。「EDウェーブ」は、週に1~2回の照射を3週間連続で実施した後、3週間空けてから再度3週連続で照射するというスケジュールです。相場より低料金で受けられるので、EDの根本治療がしたい方におすすめします。
8:弘邦医院【自己注射「ICI療法」が受けられるクリニック】
治療の種類 |
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オンライン処方 | 不可 |
料金 |
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診察料 |
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院情報 | 東京都江戸川区中葛西3-37-18 笈川ビル3階 MAP (東京メトロ「葛西駅」徒歩30秒) |
支払い方法 | 現金 |
「弘邦(ひろくに)医院」は、東京・葛西にあるクリニックです。内科・呼吸器内科・アレルギー科などを標ぼうしていますが、ED外来も設けています。
プロスタグランジンE1による「陰茎海綿体注射(ICI療法)」を実施しているため、自己注射によるED改善に興味がある方におすすめです。陰茎海綿体注射は性的刺激とは無関係に勃起を起こすため、神経に障害がある方でも効果が期待できます。初回のみテスト注射代を合わせて10,000円、2回目以降は1回分の薬代で6,000円です。
ED治療薬の処方も行っています。新橋にある系列の「ファイトクリニック」でも、同じED治療が可能です。
9:浜松町第一クリニック【オンライン可!10錠以上の購入で割引】
治療の種類 | ED治療薬(6種類) |
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オンライン処方 | 可(1万円以上の購入で送料無料) |
料金 |
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診察料 | 無料 |
院情報 | 7院(浜松町/上野/横浜/東京駅前/渋谷駅前/立川駅前) |
支払い方法 |
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「浜松町第一クリニック」は、ED・AGA治療の専門クリニックです。首都圏を中心に7院を展開しています。
ED治療薬の処方実績は、のべ300万人以上。国内で承認されている3剤(バイアグラ・レビトラ・シアリス)を、ジェネリックも含めて全種類取り扱っています。診察料は無料、10錠以上まとめて購入すると割引が適用されてお得です。
オンライン診療にも対応しており、来院時と同じく診察料無料で薬を送ってもらえます。診察の結果、薬を購入しなかった場合でも診察料がかからないので安心です。1万円以上の購入で送料無料。13時までの決済完了で当日発送してもらえます。
10:東京上野クリニック【男性スタッフによる24時間対応】
治療の種類 | ED治療薬(4種類) |
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オンライン処方 | 可(送料無料) |
料金 |
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診察料 |
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院情報 | 15院(札幌・仙台・大宮・千葉・東京・横浜・新潟・金沢・名古屋・大阪・京都・岡山・広島・福岡) |
支払い方法 |
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「東京上野クリニック」は、全国15院のメンズ専門クリニックです。受付から診察・治療まで、すべて男性スタッフが対応しています。
ED治療は薬の処方のみで、オンライン処方も行っています。2,200円の処方料と、オンラインのみ500円の予約料がかかりますが、男性スタッフによる24時間無料の電話・メール相談を利用できるなど、サービスが充実している点が特徴です。問診も丁寧に行い、必要に応じて血液検査なども実施しています。
プライバシーを守るためにも、診察は完全予約制です。
ED治療が受けられるクリニック・病院10院を7つの項目で比較!
クリニック名 | イースト駅前クリニック | クリニックフォア | DMMオンラインクリニック | Dクリニック | 湘南メディカル記念病院 | MYビューティクリニック | メンズライフクリニック | 弘邦医院 | 浜松町第一クリニック | 東京上野クリニック |
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バイアグラ (シルデナフィル) | 25mg 440円~ | 50mg 1,465円~ | 25mg 376円~ | 50mg 990円 | OD 1,010円 | 要確認 | 25mg 380円~ | 50mg 1,500円 | 25mg 400円~ | 50mg 1078円 |
レビトラ (バルデナフィル) | 10mg 1,500円 | 10mg 1,247円~ | 10mg 1,247円~ | 20mg 1,980円 | ー | 20mg 1,650円 | 20mg 1,600円~ | 10mg 1,500円 | 20mg 1,200円~ | 10mg 1,540円 |
シアリス (タダラフィル) | 10mg 1,350円 | 10mg 871円~ | 10mg 871円~ | 20mg 1,540円 | 20mg 1,350円 | 20mg 2,750円 | 10mg 1,200円~ | 10mg 1,750円 | 10mg 1,100円~ | 10mg 2,200円 |
オンライン処方 | 送料1,100円 | 送料550円 | 送料550円 | ー | ー | - | 送料500円~ | ー | 送料250円 | 送料無料 |
その他の治療 | モアノヴァ 1回 41,500円 ビガー 初回 66,000円 | - | - | レノーヴァ 4回 313,500円 | ED 1000 6回 176,000円 | ED MAX 初回 44,000円 ビガー 要確認 | EDウェーブ 6回 108,000円 | ICI療法 1回 6,000円 | ― | ― |
診察料 | 無料 | 1,650円 | 無料 | レノーヴァ 初診料 5,500円 ED治療薬 要確認 | ED 1000 施術代に込み ED治療薬 要確認 | 初診料 3,300円(契約で無料) 再診料 1,100円 | 3,240円 (契約・購入で無料) | ICI療法 初診料 10,000円 ED治療薬 無料 | 無料 | 処方料 2,200円 オンライン予約料 550円 |
院 | 全国37院 | 全国11院 | オンラインのみ | 5院(札幌/新宿/東京/大阪/名古屋) | 東京(両国) | 東京(銀座) | 全国15院 | 東京(葛西) | 7院(東京・横浜) | 全国15院 |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
ED治療のおすすめクリニック10院の情報を一覧にまとめました。
複数の治療を行うクリニックもありますが、大きく分けると「ED治療薬の処方」と「機械を使った治療(低強度衝撃波治療器)」のいずれかに力を入れています。
- ED治療薬:イースト駅前クリニック・クリニックフォア・DMMオンラインクリニック・メンズライフクリニック・浜松町第一クリニック・東京上野クリニック
- 低強度衝撃波治療器:Dクリニック・湘南メディカル記念病院・MYビューティクリニック
- その他:弘邦医院(ICI療法)
ED治療で第一選択とされるのはED治療薬ですが、最近は低強度衝撃波治療器を取り入れるクリニックが増えています。薬との併用も可能です。EDの根本治療に興味がある方は機械を取り入れているクリニックを、まずは手っ取り早く薬で効果を見てみたい方はオンライン対応のクリニックで相談してみましょう。
ED治療の施術の流れを治療別に解説!
ここでは、ED治療の施術の流れを、治療薬と機械の2つに分けてご紹介します。
ED治療薬の処方の流れ
ED治療薬の処方の流れは、簡単3STEPです。ここでは、対面で処方を受ける流れをご紹介します。
STEP1.受付・問診票の記入
薬だけを希望する場合、予約不要のクリニックが多いですが、中には完全予約制のクリニックもあるので事前に確認しましょう。
受付したら、まずは問診票に記入します。ED治療薬には併用禁忌薬があるため、服用中の薬がある場合は必ず申告が必要です。できれば「おくすり手帳」を持参しましょう。
STEP2.医師による問診・診察
医師の診察を受けます。ほとんどの場合、問診票をもとにした問診が中心です。必要に応じて血圧測定が行われます。
問診の結果、必要と判断された場合は、血液検査や尿検査、心電図検査などを行う場合もあります。EDのほかに気になる症状などあれば、念のため相談しましょう。
STEP3.処方・支払い
診察終了後、薬を受け取って会計します。ED治療のクリニックでは院内処方を行っていることが多いため、院外の調剤薬局に処方箋を持っていく必要はありません。
最初は色々な薬を試して、自分に合う薬を探してみましょう。
低強度衝撃波治療器の施術の流れ
EDの根本治療ができる低強度衝撃波治療器の施術は、以下のような流れで行われます。
STEP1.Web予約
まずは公式サイトから診察予約を入れます。ED治療薬と異なり、機械治療の場合は完全予約制になっているクリニックが多いです。
同じクリニックでも、機械治療を行っている院と行っていない院があるので、よく確認しましょう。
STEP2.カウンセリング・診察
予約日に受診し、医師のカウンセリングを受けます。問診票をもとにした診察と、機械についての説明が中心です。
病歴や服用中の薬によっては低強度衝撃波治療器を受けられないこともあるため、正確に申告しましょう。「おくすり手帳」を持参すると安心です。
料金やスケジュールに問題がなければ、診察後すぐに治療を受けられることもあります。
STEP3.治療
低強度衝撃波治療器の施術を受けます。ズボンと下着を脱いで椅子に腰かけ、患部にジェルを塗ってから衝撃波を照射します。機種にもよりますが、陰茎と根元の各両側に計4~6か所照射することが多いです。施術時間は、およそ15分~20分かかります。
痛みはほとんどないため、麻酔も不要です。皮膚へのダメージもないので、終了後特に処置も必要なく、そのまま帰宅できます。
STEP4.次回予約・支払い
終了後、次回の予約を入れて会計を行います。低強度衝撃波治療器は、週1回×4~6回で1クールとすることが多いです。クリニックによっては、1クール分の料金をまとめて最初に支払います。
早い方では、1~2回で効果を実感できることもあります。しっかり結果を出すためにも、スケジュールに沿って治療を受けることが大切です。
ED治療を受ける前に気になる5つのQ&A!
Q2.「勃起の持続時間」が長いED治療薬は?
Q3.ED薬って市販されていないの?
Q4.バイアグラを普通の人が飲むとどうなる?
Q5.ED治療薬は個人輸入しても大丈夫?
最後に、ED治療についてよくある質問をQ&A形式でまとめました。
1.ED薬を比較して「硬さ」が一番得られるのはどれ?
ED治療薬は人によって相性があるため、どれがもっとも硬さを得られるかの正解はありませんが、クリニックの公式サイトでよくおすすめされているのは「レビトラ(バルデナフィル)」です。特に20mgは効果が強く、「国内で承認されているED薬の中では最強」とする意見が多く見られます。
ただし、レビトラは発売元のバイエル薬品が、安定供給の難しさから2021年10月に販売を中止しているため、現在はジェネリック医薬品のみ入手可能です。
2.「勃起の持続時間」が長いED治療薬は?
国内で承認されている3剤の中で、薬の効果がもっとも長く続くのは「シアリス(タダラフィル)」です。化学的に分解されにくい構造をしているため、服用後、10mgで最長24時間、20mgで最長36時間も効果が続きます。金曜の夜に飲むと日曜の昼まで作用することから「ウィークエンドピル」とも呼ばれるほどです。ちなみに、効果のピークは服用後3時間以内とされています(参考:PMDA 医薬品医療機器情報提供ホームページ「シアリス錠20mg」)。
一方、「バイアグラ(シルデナフィル)」は25mgで最長4時間、50mgで最長5時間、「レビトラ(バルデナフィル)」は10mgで最長5時間、20mで最長10時間ほど効果が続きます。
3.ED薬って市販されていないの?
ED治療薬(PDE5阻害薬)は医師の処方箋が必要な「医療用医薬品」のため、市販されていません。
普通の薬局やドラッグストアでも購入できるのは、精力剤や漢方薬などです。PDE5阻害薬のような直接的な効果はありませんが、たとえば亜鉛やマカ、漢方では「柴胡」「竜骨」「牡蠣」などは精力増強に役立つとされています。ED治療薬とは別に、体質改善の一環として取り入れてみるのも一つの方法です。
4.バイアグラを普通の人が飲むとどうなる?
バイアグラなどのED治療薬をEDではない人が服用しても、特に大きな問題はないと考えられます(併用禁忌薬を服用している場合や、重度の肝機能障害のある場合などを除く)。
ED治療薬は「勃起しやすい状態を作る薬」のため、飲んだからといっていつもより性衝動が増したり、男性器がサイズアップしたりする効果はありません。飲まなくても特に問題ないのであれば、あえて服用するメリットはないのです。
ただし、服用したことでいつもより性行為の満足度が上がったとしたら、軽度のED症状があった可能性があります。ED治療薬が、無自覚だった勃起力の衰えを確認させてくれるかもしれません。
5.ED治療薬は個人輸入しても大丈夫?
ウェブサイトを通じて購入された PDE5 阻害薬の中には偽造薬品が含まれていることが知られている。偽造 PDE5 阻害薬には,分析の結果から表示通りの薬効成分が含まれないもの(表示の 0~200%),汚染物質または不純物(タルカムパウダー,塗料,印刷用インクなど),健康被害をもたらす薬物(アンフェタミン,カフェイン,抗寄生虫薬のメトロニダゾールなど)を含有するものが報告されている。
(中略)日本における重篤な被害として,2011 年には,偽造タダラフィルに含有されていた血糖降下薬グリベンクラミドのために重篤な低血糖発作をきたした例が,2015 年には,偽造シルデナフィルに含有されていたグリベンクラミドのために重篤な低血糖発作をきたした例が報告されている。
このように、過去には国内で偽造ED治療薬を服用した男性が重篤な健康被害に遭ったケースも報告されています。ED治療薬は、必ずクリニックで医師の処方を受けて購入しましょう。
まとめ
- ED治療の第一選択は「ED治療薬」である
- ED治療薬はオンライン処方も可能
- 衝撃波を使った根本治療を行うクリニックもある
- 治療の種類や費用に注目してクリニック選びを
- 病気を見逃さないためにも丁寧な問診が大切!
EDは潜在的に多くの日本人男性が抱えている悩みですが、実際に治療を受ける人は少ないのが現状です。しかし、今は性行為前に飲むだけで高い効果を得られるED治療薬があり、安価なジェネリックも多数登場しています。
さらに、陰茎海綿体の血管を増やすことのできる機械治療も始まっているので、QOLを高めるためにも積極的に利用してみてはいかがでしょうか?
この記事では、初めての方でも安心してED治療を受けられるおすすめクリニック・病院10院をご紹介しました。まずは気軽に医師に相談して、自分に合った治療法のアドバイスをもらうことから始めてみてくださいね!